日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は8日、フォーミュラEのバーチャルシリーズ「レースアットホームチャレンジ」の最終戦に参戦し、オリバー ローランドがシリーズ2勝目を挙げました。これにより、日産e.damsはチームランキングで2位に、ローランドはドライバーランキングで3位となりました。
ABBフォーミュラE「レースアットホームチャレンジ」シリーズハイライト(英語音声)
ローランドはスタートから首位のポジションを守り抜いてポールトゥーウィンを達成し、セバスチャン ブエミは5位でフィニッシュして、全8戦のバーチャルシリーズを締めくくりました。
ローランドとブエミは、本シリーズで初めてオンラインのレースに参戦しました。シーズンが進むにつれ、両者は経験を重ねてペースを向上させ、ベルリンで開催された第5戦ではローランドがチーム初優勝を果たしました。
ローランドは第6戦のニューヨークでも表彰台を獲得し、同じくニューヨークを舞台とした第7戦でも4位入賞を果たしました。ローランドのシーズン終盤の活躍に加え、ブエミが2回のトップ10フィニッシュを果たしたことで、チームはチームランキングで2位となり、ローランドはドライバーランキングで3位という素晴らしい結果を残しました。
ABBフォーミュラE選手権が新型コロナウイルスの影響で中断されている中、「レースアットホームチャレンジ」では、24人のドライバーと12のチームがバーチャルに再現されたフォーミュラEのトラックで競い合いました。「レースアットホームチャレンジ」は、新型コロナウイルス感染拡大に直面している子供たちの安全、健康、学習の維持を目的とするユニセフのグローバルコロナウイルス募金活動を支援しています。
また、「レースアットホームチャレンジ」は、2つのグリッドと2つのレースに分かれており、フォーミュラEレーサーで構成されるドライバーグリッドと、シミュレーターレーサーで構成されるチャレンジグリッドがあります。
バーチャルレース特有の難しさに順応して結果を残したローランドとブエミですが、その裏にはチャレンジグリッドレースから厳選されたシミュレーターレーサー達の技術的サポートがありました。
日産e.damsは、ABBフォーミュラE選手権のレースが安全に再開され、参戦する日を心待ちにしています。
ドライバーコメント
オリバー ローランド: |
セバスチャン ブエミ: |
以上