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日産e.dams、ニューヨークe-Prixでポイントを獲得

日産e.dams、ニューヨークe-Prixでポイントを獲得

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、7月16日と17日に開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権の第11戦と第12戦(ニューヨークe-Prix)に参戦しました。本大会の第11戦では、セバスチャン ブエミが5位に入賞し、10ポイントを獲得しました。

英語音声のみ

 

第11戦でブエミは、予選でデュエルに進出し、5番手から決勝をスタートしました。好スタートを切ったブエミは3位に浮上し、レース前半は好調な走りを見せました。しかし、レース後半に突然の豪雨があり、ブエミを始めとする多くのドライバーがトラブルに見舞われました。ポイント圏外にいたマクシミリアン ギュンターは、このコンディションの中、トップ10にまで浮上しましたが、雨脚が強まり、赤旗が掲示されました。そのままレースは再開されることなく終了し、順位は赤旗掲示前のポジションにリセットされ、最終的にブエミは5位、ギュンターは12位となりました。

第12戦では、ブエミとギュンターはともに前戦のペースを再現することができず、デュエル進出を逃しました。二人はそれぞれ13位と17位でレースを終えましたが、ギュンターはレース後、エネルギー使用過多により失格となりました。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーであり、日産e.damsフォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは、次のように語りました。「予想通り、このコースは私たちのマシンに合っていました。土曜日にはブエミがデュエルに進出し、もう少しでセミファイナルに進出するところでした。ギュンターは、最終ラップで壁に接触してしまい、デュエルへの出場を逃しましたが、メカニックが素晴らしい仕事をしてくれて、レースまでに修理を完了することができました。両ドライバーともマシンに満足し、フィーリングも良く、ブエミはしばらく3位を走行することができました。赤旗でポジションがリセットされた後、ブエミは正式に5位入賞を果たし、チームに10ポイントをもたらしました。ギュンターもペースは良かったですが、ポイントには手が届きませんでした。日曜日はスピードが出なかったので、その原因を調べているところです。コンマ数秒の差で大きく順位が変わる予選でペースが足りなかったことは、残念でした。ただ、1戦目でポイントを獲得できたことには満足していますし、今後に向けて前向きに捉えています。」

フォーミュラEの次戦は、2週間後にロンドンで、ExCeL Londonというユニークな半屋内サーキットにて開催されます。

 

ドライバーコメント

セバスチャン ブエミ:「土曜日はとても良い一日で、デュエルに進出して多くのポイントを獲得することができました。予選で5位となり、決勝も素晴らしいスタートを決めて、長い間3位を走りました。最終的に5位で10ポイントという堅実な結果を得て、とても満足しています。第2レースは少し難しい展開で、前に出ることができませんでした。それでも、ポイントを獲得できたことには満足していますし、ここで学んだことをロンドンで生かしたいと思います」

マクシミリアン ギュンター:「ウイークエンドは良い始まりでした。コース上では素晴らしいフィーリングを味わうことができ、ペースも良かったです。予選では1本目を終えて3位につけましたが、残念ながら壁に接触してしまい、デュエルに進出することができませんでした。決勝が始まるまでにマシンを修復してくれたチームには、本当に感謝しています。難しいポジションからのスタートでしたが、赤旗が出たときには7番手まで順位を上げていました。ただ、その後レースが再開されず、ポジションがリセットされて12位まで後退してしまったのは残念でした。日曜日はスタートがうまくいって、周りのマシンと激しく競い合いました。しかし、残念なことに、あるところで押し出されて順位を落とし、最終的には失格になってしまいました。今回はアンラッキーな週末でしたが、2週間後のロンドンに向けて頑張ります」

 

 

以上


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