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日産e.dams、メキシコ大会でトップ10フィニッシュ

日産e.dams、メキシコ大会でトップ10フィニッシュ

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、2月12日に開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン8第3戦のメキシコシティe-Prixに参戦し、両ドライバーがトップ10入りを果たしました。

 

英語音声のみ

 

セバスチャン ブエミは一回目の練習走行を2番手、マクシミリアン ギュンターは6番手で終え、幸先の良いスタートを切りました。ブエミは二回目の練習走行も4番手でフィニッシュし、ディルイーヤでの開幕戦からマシンの性能が向上していることを示しました。

しかしながら、両者とも予選ではポールポジションを決める直接対決の「デュエル」に進出することができず、ギュンターは10番手、ブエミは18番手から決勝レースをスタートしました。「アリア」と名付けられた23号車をドライブしたブエミは最終的に8位、22号車の「リーフ」をドライブしたギュンターは9位でフィニッシュし、両ドライバーはチームとして今季初のポイントを獲得しました。両者は、効率的なエネルギーマネジメントを実施し、想定していなかったプラス1周の延長戦でもペースを維持して走行し続けました。

日産のグローバル モータースポーツ ダイレクターのトマソ ヴォルペは「レース展開も良かったですし、シーズン初のポイント獲得という意味でも、良い週末となりました。メキシコの、何千人もの熱心なモータースポーツファンの前で、両者がトップ10のフィニッシュを達成できて、最高の気分です。メキシコのレースは私たちにとって毎回特別です。日産はこの国に60年以上前から進出しており、12年連続で最も販売台数の多い自動車ブランドとなっています。日産には長い歴史と電動化のノウハウがあり、フォーミュラEはEV技術の開発を加速させる完璧なプラットフォームとなっています。ファンやお客さまに、電気自動車の未来を示すことは、とてもワクワクすることです」と述べました。

また、日産e.damsのチーム監督であるグレゴリー ドリオとオリビエ ドリオは「練習走行のペースを見て、予選ではもう少し上を目指していましたが、力を発揮しきることができませんでした。しかし、重要なのは、どうやって挽回したかです。私たちはレース戦略をすばやく変更し、エネルギーマネジメントに集中することで、39周から40周に走れるようペース配分を行いました。結果として、今シーズン初のポイントを獲得することができてうれしいです」とコメントしました。

チームは今後、2022年4月9日と10日にローマで開催されるフォーミュラEのダブルヘッダーに向かいます。

 

ドライバーコメント

セバスチャン ブエミ:「概ね、とても良い一日でした。特に練習走行では良いペースで走れました。残念ながら予選はあまりうまくいかず、決勝は18番手からのスタートでしたが、8位でフィニッシュでき、とても満足しています。あとは予選の順位をもっと上げるだけです。全体的に、自分たちのパフォーマンスにとても満足しています。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。ローマでのレースが楽しみです」

 

マクシミリアン ギュンター:「ディルイーヤからメキシコの間で大きくステップアップし、チームの前進を感じられる一日でした。トップ8に入る可能性もありましたし、クルマのパフォーマンスも良かったです。しかし、予選でトラフィックに引っかかってしまい、グループステージでの結果に影響してしまいました。レースはとても激しく、重要な場面でいくつか誤った判断をしてしまったので、見直すべき点があります。それでも良かったことは、最後までハードに攻め続け、可能な限り効率的に走ろうとしたことです。今日は2台ともポイント圏内でフィニッシュでき、チーム全体として本当に良かったと思っています」

 

以上


Formula E概要については こちら

About Nissan in Formula E
Nissan made its all-electric racing debut in Season 5 (2018/19) of the ABB FIA Formula E Championship, becoming the first and only Japanese manufacturer to enter the series.

In Season 7 (2020/21), Nissan announced its long-term involvement in Formula E and its commitment to the Gen3 era, which will run from Season 9 (2022/23) through to the end of Season 12 (2025/26) of the all-electric racing series.

In April 2022, Nissan acquired the e.dams race team, with the Japanese automaker taking full ownership of its involvement in the ABB FIA Formula E World Championship.

In June 2022, Nissan announced it would supply its Nissan EV powertrain technology to McLaren Racing for the entirety of the Formula E Gen3 era.

For Season 10 of the ABB FIA Formula E World Championship, the Nissan Formula E drivers will be Oliver Rowland and Sacha Fenestraz.

Nissan races in Formula E to bring the excitement and fun of zero-emission electric vehicles to a global audience. As part of its goal to achieve carbon neutrality across its operations and the life cycle of its products by 2050, Nissan intends to electrify every all-new vehicle offering by the early 2030s in key markets. The Japanese automaker aims to bring its expertise in transferring knowledge and technology between the racetrack and road for better electric vehicles for customers.

About Formula E
The ABB FIA Formula E World Championship became the first global sport to be certified with a net zero carbon footprint from inception back in 2020, having invested in certified climate-protecting projects in all race markets to offset emissions from every season of electric racing.

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