日産自動車、欧州でプジョー製ディーゼルエンジン搭載

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区、社長:塙 義一)の英国に於ける生産拠点である英国日産自動車製造会社(略称:NMUK、本社:英国タイン・アンド・ウェア州サンダーランド市、社長:イアン・ギブソン)は、このたび、同社で製造しているマイクラ(日本名:マーチ )のマイナーチェンジを行い、あらたに仏プジョー製の1.5リッター TUD5ディーゼルエンジン搭載モデルの生産を開始した。

今回のマイナーチェンジでは、フード一体型のフロントグリルデザインを採用する他、ヘッドランプの大型化、リヤコンビネーションランプの意匠変更等によりおしゃれで質感の高い外観とした。また、インテリアは使い勝手を重視し装備の改良を行うと共に、シートの乗り心地感も大幅に向上させた。

欧州で販売するマイクラは、これまで1.0リッター、1.3リッターのガソリンエンジンを搭載してきたが、今回のディーゼルエンジン搭載車追加は欧州での市場要望に応えたものである。同社が、欧州の自動車メーカーから主要コンポーネントであるエンジンやトランスミッション等の主要コンポーネントを調達するのは今回が初めてであり、年間約1万基規模で調達する計画である。尚、ディーゼルエンジン搭載モデルの販売開始は4月中旬の予定。

同社は、かねてより、品質・価格・納期等の条件を総合的に判断し国内・海外を問わず自動車部品を購入することを購買政策の基本方針としており、今回のプジョー製エンジンの採用もその一環である。

以 上