2004年度全日本GT選手権
日産系参戦車両について
<GT500クラス>
GT500クラスでは、JGTC開始以来昨年まで戦ってきたスカイラインGT-Rに替わって、フェアレディZがデビューする。全3チーム、4台のZ33型フェアレディZで同選手権に臨む。全4台の車両開発はニスモが行う。ニスモは、ハセミモータースポーツ及びチームインパルに対しても技術支援を行う。
2004年型のZ33フェアレディZは、2003年にドライバーズ/チームチャンピオンを獲得したR34型スカイラインGT-Rのアドバンテージを活かし、①更なる低重心化、②更なるワイドトレッド化、③空力の向上、④車体剛性の向上、⑤優れた前後バランスに重点を置いて開発されている。
日産系GT500チームの総監督は柿元邦彦が務めることとなり、各チームの体制は下表の通りとなる。
<GT300クラス>
GT300クラスでの日産車のエントリーは、オートスタッフからS15シルビア(1台)と、チームダイシンからフェアレディZ(2台)となる。車両の開発は各チームが行い、ニスモが技術アドバイス等を行う。
■ GT500クラス
ゼッケン |
エントラント |
監督 |
ドライバー |
車両名 |
エンジンチューナー |
1 |
ニスモ |
出川洋 |
本山哲/リチャード・ライアン |
ザナヴィニスモ Z |
(株)オーテック |
22 |
影山正美/ミハエル・クルム |
モチュールピットワーク Z |
|||
3 |
ハセミモータースポーツ |
長谷見昌弘 |
金石年弘/エリック・コマス |
G’ZOX・SSR・ハセミZ |
東名エンジン |
12 |
チームインパル |
星野一義 |
井出有治/ブノワ・トレルイエ |
カルソニックインパル Z |
■ GT300クラス
ゼッケン |
エントラント |
監督 |
ドライバー |
車両名 |
エンジンチューナー |
80 |
ダイシンモータースポーツ |
中村吉明 |
木下みつひろ/星野一樹 |
エンドレスダイシンアドバンZ |
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社 |
81 |
柳田真孝/尾本直史 |
シーウェストダイシンアドバンZ |
|||
51 |
オートスタッフ |
菅孝明 |
加藤正将/筒井克彦 |
NSCオートスタッフ アドバン シルビア |
ミッドウェストレーシング |
日産自動車およびニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは両社の卓越した先進技術、および技術的競争力の高さをお客様に訴求し、更に、モータースポーツファンに夢と感動を味わっていただく事で、ブランド力の強化を図り、一層の業績拡大を目指すと共に、モータースポーツの世界的発展に寄与することを目的としてモータースポーツ活動を行う。
以上