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日産自動車、「タイタン・ウォリアーコンセプト」を 2016年北米国際自動車ショーで世界初公開

日産タイタン・ウォーリアーコンセプト

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は11日、新型「2016タイタンXD」の発売に合わせて、オフロード向けにデザインした「タイタン・ウォリアーコンセプト」を、2016年北米国際自動車ショーにて世界初公開しました。量産車の「タイタンXD」をデザインした日産デザインアメリカ(NDA)は、堂々として、挑戦的で、かつ屈強な今までにないトラックのデザインに挑み、オフロードへのチャレンジ精神と米国のトラック市場に対する日産の期待を表現しました。

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NDAのデザインチームは、量産モデルに比べて、より力強い存在感をこのコンセプトトラックに与えるため、18x9.5インチのアルミニウム合金製カスタムホイールを装着した37インチのオフロードタイヤを使用し、全高を量産車の1999mmから2070mmと高くしました。また、この変更に伴い、同コンセプトカーの全幅は、量産車の2047mmから2200mmに変更しています。

フロントグリルとヘッドランプは、技巧的で鋭い印象を強調したデザインに変更しました。また、フロントフェンダーとリヤフェンダーは大きく開き、力強さを前面に押し出した外観を実現しています。パワフルなディーゼルエンジンの冷却用に機能的なベンチレーターも加えました。大きく広がるフードラインはフロントの大型スキッドプレート近くまでバランス良く伸び、屈強なフロントバンパーに繋がっています。

さらに、フロントとリヤのカスタムLEDランプは、「タイタン・ウォリアーコンセプト」の巧みな存在感を強めています。ヘッドランプは日産の新しいデザインシグネチャーであるブーメラン形状を採用する一方、リヤコンビネーションランプは、組み込まれたLEDが「タイタン」の”T”のロゴを形づくっており、幅広のテールゲートで分割されたようになっています。

同コンセプトカーの車体色は、「サンダー」というガンメタ色でカスタムペイントを施し、「マグマ」と呼ばれる特別色でアクセントを付けています。

頑丈さとパフォーマンスを重視した外観デザインに対し、内装デザインは、スタイリッシュな中に快適性を持ち合わせています。

シートには、強度が高いカーボン調のシート生地を使い、「マグマ」のオレンジ色がアクセントの装飾を施しています。その他の内装には炭素繊維、光沢感のあるクロムメッキ、マグマカラーのアクセントステッチが入ったレザーなどの素材を採用しています。

また、同車のステアリングホイールもカスタムメイドで、アルミニウムのブロックから削り出して作りとなっています。

「タイタン・ウォリアーコンセプト」は、量産車と同様にカミンズ社製5.0L V8ターボディーゼルエンジンをベースとしていますが、フロントとリヤのサスペンションは新たに開発した専用システムを採用することで、耐久性や走行性能を大幅に向上させています。

日産は、2015年12月に発売した、カミンズ社製V8ディーゼルエンジン搭載の「タイタンXD」に加えて、最大出力390ps・最大トルク624Nmを出力するV8ガソリンエンジンを搭載した「タイタンXD」と「タイタン」を2016年の春に発売する予定です。

新型「タイタン」のラインアップが全て出揃えば、3種類のキャブ、2種類のフレームサイズ、3種類のパワートレイン、5つのグレードとなる予定です。

 

以上