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日産e.damsの新ドライバーとしてマキシミリアン ギュンターが参戦

マキシミリアン ギュンター

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン8から、マキシミリアン ギュンターが日産e.damsチームの新ドライバーとして参戦すると発表しました。セバスチャン ブエミは継続して、同チームのドライバーとして参戦します。

ドイツ出身のギュンターは、フォーミュラEに参戦したこれまでの3シーズンで、優勝3回、2位を1回獲得するなど、非常に優れた成績を残しています。フォーミュラEに参戦する前は、ジュニアカテゴリーで活躍し、FIAフォーミュラ3選手権では10勝を挙げてランキング2位に輝きました。その後、FIAフォーミュラ2シリーズでも優勝を飾り、フォーミュラEにはシーズン5(2018-2019)から参戦しています。

ギュンターは次のように述べています。「日産e.damsファミリーの一員になれたことをとても嬉しく思います。このチームはフォーミュラEでの成功を目指しており、私もチームに貢献したいというやる気にあふれています。世界最大級の自動車メーカーの一員として参戦できることは名誉なことですし、私のキャリアにとって新たな、そして大きなステップとなります。 これからの戦いに向け、本当にワクワクしています」

日産は、参戦4シーズン目となるシーズン8(2021年~2022年)に向けて、継続して技術や性能の向上を図っていきます。

日産のグローバルモータースポーツダイレクターであるトマソ ヴォルペは、「情熱と意欲にあふれるギュンターがチームに加入することになり、本当にワクワクしています。彼はフォーミュラEのデビューシーズンで初優勝を果たし、シリーズ史上、最年少で優勝したドライバーですから」と述べています。

日産の最高執行責任者(COO)であるアシュワニ グプタは「ギュンターを日産のグローバル・モータースポーツ・ファミリーに迎えることができ、大変嬉しく思います。ギュンターは、フォーミュラEで3度の優勝を果たしており、大変豊富な経験を持っています。彼はチームにすぐに溶け込み、最も才能のあるドライバーが集結するモータースポーツの一つであるフォーミュラEにおいて、素晴らしい成績を収めることでしょう」と述べました。

日産は、ゼロ・エミッションの電気自動車(EV)の楽しさを世界中の人々に伝えるため、フォーミュラEに参戦しています。日産は、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体*1におけるカーボンニュートラルを実現するため、2030年代早期より、主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とすることを目指しています。

「フォーミュラEへの長期参戦は、日産のEV技術がもたらすワクワクする性能を示す絶好の舞台となります。EVのレースに参戦することで得られるノウハウを活かし、お客さまにより良いクルマを提供することができるのです」とグプタは語りました。

日産e.damsのチーム監督であるグレゴリー ドリオは、「ギュンターの加入は、私たちのフォーミュラE参戦ストーリーに、新たに刺激的な章を書き加えることになるでしょう。彼のスピードと決断力は、チームをさらに前進させてくれると思います」と述べました。

チームのテスト兼リザーブドライバーは高星 明誠が、公式シミュレータードライバーは元日産GTアカデミー 優勝者のヤン マーデンボローが引き続き務めます。

 

ドライバーコメント

セバスチャン ブエミ
「シーズン8からギュンターとパートナーを組めることになったのは素晴らしいニュースです。彼は速く素晴らしいドライバーですから、一緒にレースをするのを楽しみにしています。来シーズンは優勝を狙える要素が揃っていますし、勝ち取りたいと思います」

*1 クルマのライフサイクルには、原材料の採掘から、生産、クルマの使用、使用済み自動車のリサイクルや再利用までを含みます。

 

以上