日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス・ゴーン)は、神奈川県厚木市に、先行開発機能を集約した日産アドバンスド・テクノロジー・センター(NATC)を新たに開設するとともに、厚木市・伊勢原市に立地する同社最大の研究開発拠点である日産テクニカル・センター(NTC)の開発機能を増強するにあたり、「神奈川県産業集積方策(インベスト神奈川)」の「施設整備等助成制度」の申請を本日行った。
今回の助成金の対象となる投資総額は、建物、研究開発設備投資を含めて約580億円(2005年度~2009年度の5年間)を計画している。
これは、先行開発機能を集約したNATCとNTCのパワートレイン開発機能増強のための投資総額であり、この他に、NTCのデザインセンター、エンジニアリング棟の増強にあたり、約320億円(2004年度~2008年度の5年間)の投資を行っており、厚木地区の再開発全体では、合計で約900億円の投資を計画している。
尚、NATCの事業所従業員数は、約2,000人となる予定である。
自動車産業においてさらなる国際競争の激化を迎える中で、2005年度から始まる新3ヶ年経営計画「日産バリューアップ」を完遂するためにも、商品力のさらなる向上が不可欠であり、デザイン開発、環境、安全を中心とした将来にわたる開発力強化が重要な課題となっている。このため、先行技術開発力強化のため、先行開発機能を集約したNATCの開設とNTCの増強が必要となった。
今回、同地域において研究開発機能を大幅に拡充することになるが、同社では、世界でも最先端の技術開発を行う拠点としての立地を生かし、高度な技術ノウハウを地元中小企業に提供することも計画している。
また、神奈川県、厚木市などとの連携による地域イベントへの参加、幼児・児童への交通安全や教育文化活動の支援増による地域活性化への貢献のさらなる充実も図っていく。
このように、グローバルにも大規模で高度な先端技術を兼ね備えた研究開発拠点の拡充による地域への貢献と最先端技術開発を中心とした産業集積に寄与していく。
同社は、神奈川県内に、横浜工場、追浜工場(横須賀市)、総合研究所(横須賀市)といった主要な事業所を有しており、関連会社、販売会社を合わせると、約30,000人の従業員が勤務している。
さらに、2010年には、本社機能も神奈川県横浜市への移転を予定しており、NATC、NTCを始めとした神奈川県内の事業所との連携強化を図っていく。
<NATCの計画概要>
・所 在 地:厚木市森の里青山1-1
・敷地面積:131,200㎡
・人員規模:約2,000人
・稼動開始時期:2007年
以上