4月28〜29日 ツインリンクもてぎ (栃木県)
スーパー耐久シリーズ(S耐)第2戦がツインリンクもてぎで開催され、ST-3クラスで#34「asset テクノ Z34」(佐々木雅弘/前嶋秀司)が優勝。ST-1クラスに参戦している#3 「ENDLESS・ADVAN・380RS-C」(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一)が2位表彰台を獲得しました。また、先日参戦を発表した#24「スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R」(藤井誠暢/GAMISAN)がレースデビューを果たしました。
開幕戦から1ヶ月。早くもS耐はシーズン第2戦を迎えました。開幕戦同様、ST-1クラスに1台、ST-3クラスに4台、計5台のフェアレディZが出場。さらに、先日参戦を発表したNISSAN GT-R NISMO GT3マシンももてぎに登場し、観客の注目を浴びました。
#24スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは27日(金)にシェイクダウンを行いました。ドライバーの藤井誠暢、GAMISANは、金曜日に行われたシェイクダウンでマシンのポテンシャルの高さを実感。当初はシェイクダウンのみの予定でしたが、チームは急遽予選・決勝への出走を決めました。走り始めて間もないマシンで予選3番手につけ、決勝を5周だけ走るとピットへ戻り、初レースを終えました。この# GT-Rの本格レース参戦は、第3戦スポーツランドSUGOラウンドからとなります。
ST3クラスでは、「重量が重い分、ストップ&ゴーのサーキットでは不利」という前評判を覆して#34 Zが後続に1周以上の大差をつけ圧勝。開幕戦に続き2連勝を果たしました。さらに、終盤に目まぐるしく順位の入れ替わる激戦の末、#5「岡部自動車メーカーズZ34」(今村大輔/安宅光徳/白井剛)が5位入賞。#35「asset テクノ Z33」(小泉和寛/吉田広樹/堀田誠)が6位、#15「岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34」(長島正明/田中徹/山崎学)が7位と続きました。
ST1クラスの#3 ENDLESS ADVAN 380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一)はレース序盤から駆動系にトラブルを抱えながらのレースとなりましたが、ドライバーが懸命の走りを見せ、ルーティンのピットインだけで4時間という長丁場を走りきって2戦連続の2位表彰台を獲得しました。
前嶋秀司(ST-3クラス決勝優勝)
「1スティント目からブレーキが効きづらくなっていたのですが、そのほかの点ではクルマの調子がとても良かったです。それほど自分がプッシュをしなくても序盤に差を広げてくれていたし、(2位に入った)RX-7の燃費があまり良くないことは分かっていたので、無理せず徹底してペースコントロールに努めました」
Pos | No | Machine | Drivers | Time / Behind |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | Faust Racing Team | 堀主知ロバート/山野直也/岡本武之 | 4:03'16.113 |
2 | 3 | ENDLESS·ADVAN·380RS-C | 峰尾恭輔/谷口行規/高木真一 | +1Lap |
3 | 25 | SAMURAI Porsche | 土屋武士/伊藤真一/渋谷彰良 | +2Laps |
Pos | No | Machine | Drivers | Time / Behind |
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1 | 34 | asset テクノ Z34 | 佐々木雅弘/前嶋秀司 | 4:02'39.984 |
2 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 | 小松一臣/杉林健一/増田芳信 | +1Lap |
3 | 80 | PETRONAS TWS GS350 | 吉本大樹/佐藤晋也/小林敬一 | +1Lap |
5 | 35 | asset テクノ Z34 | 小泉和寛/吉田広樹/堀田誠 | +1Lap |
6 | 15 | 岡部自動車ディクセルTeam Tetsuya Z | 長島正明/田中徹/山崎学 | +1Lap |
7 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 | 今村大輔/安宅光徳/白井剛 | +1Lap |
<関連情報>
「日産モータースポーツ」サイト
以 上