日産自動車、欧州向け新型小型EV「ピクソ」を公開

紫色の新型小型EV「ピクソ」を前方斜めから捉えた外観写真。モダンなコンクリート構造物の下に停車し、背景には青空を臨む都市の風景が広がる。

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は23日、欧州向け新型小型EV「ピクソ」を発表しました。「ピクソ」は、長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を体現するモデルで、スピードと柔軟性を高めた新しい車両開発アプローチを採用し、手頃な電動モビリティとして、欧州の都市環境向けに開発されました。


欧州における
EVラインアップを拡充する「ピクソ」

「ピクソ」は、日産のEVラインアップをAセグメントまで拡大し、欧州のお客さまに新たなEVの選択肢を提供します。都市部での利用を想定して開発した同車は、以下の特徴を備えています。

  • WLTP基準で最大259kmの航続距離*1
  • 欧州向けの日産車として初となる27.5kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー
  • 最大50kWの急速充電性能に加え、11kWまで対応する普通充電機能を全車に標準搭載
  • 衝突被害低減ブレーキ、レーンキープシステム、e-Pedalを含む先進運転支援技術を搭載
  • 「MyNissan」アプリによるナビゲーション、リアルタイムルート案内、充電管理、車両操作などのコネクテッド機能を搭載
  • Google Geminiに対応したGoogle built-inインフォテインメントを採用し、自然な音声での操作が可能


パートナーシップを活用した商品力強化

ルノーとのパートナーシップを活用して開発した「ピクソ」は、両社の知見と強みを融合し、欧州のお客さまのニーズに応える都市型モデルです。車両デザインは日産が担当し、スロベニアにあるルノーのノボ・メスト工場で生産します。

日産のAMIEOマネジメントコミッティの議長のマッシミリアーノ メッシーナは、次のように述べました。

「これからのモビリティは、人々の生活に自然に溶け込むスマートさがより求められます。『ピクソ』は欧州の都市にお住いのお客さまのために特別に開発されました。シンプルでスマートでありながら、EVに必要な機能はしっかりと備えています。また、燃料費の上昇に伴い、電動車両のニーズはますます高まっています。日産はEVのラインナップを拡大することに加え、燃費性能に優れたe-POWERハイブリッドモデルのラインアップも用意し、利便性を損なうことなく、ランニングコストを低減させるソリューションをお客さまに提供していきます」

「ピクソ」の車両価格や仕様詳細に関しては、12月以降に発表します。また、お客さまへの納車は2027年初頭から開始する予定です。

 

*1 欧州WLTPモード 認証前の社内測定値

 

区分

項目

仕様

車両寸法

全長

3,796 mm

ホイールベース

2,492 mm

全高

1,512 mm

全幅

1,790 mm

フロントオーバーハング

741 mm

リアオーバーハング

563 mm

最低地上高

140 mm

電動パワートレイン・充電性能

バッテリー

27.5 kWh (リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)

航続距離

最大259km(WLTPモード、認証取得前の参考値)

急速充電

最大50 kW(15%から80%まで約28分)

普通充電

最大11 kW(V2Lに対応)

モーター最高出力

60kW

荷室容量

荷室容量通常時

356 L(VDA方式)

後席格納時

1,221 L(VDA方式)

 

以上