ラシーンに2.0リッター車「フォルザ」を追加

日産自動車では、ラシーンに2.0リッターエンジン搭載車「ラシーン フォルザ」を追加し、4月6日より全国一斉に発売する。

 

平成6年12月に「新感覚のRV」として発売したラシーンは、平成9年1月のマイナーチェンジで、1.8リッターエンジン(SR18DE)搭載車を追加するとともに、デュアルエアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグシステム)やABS(アンチロックブレーキシステム)の全車標準など安全装備の充実により、幅広い層から人気を得ている。
今回発売する「ラシーン フォルザ」は、2.0リッターエンジン(SR20DE)を新規に搭載し、1.8リッターエンジン搭載車で好評のアテーサ4WDと組み合わせることにより、動力性能・走行性能を大幅に向上させるとともに、内外装にわたって力強いイメージにデザインしたライトクロカンテイストの4WD車である。
エクステリアは、丸型4灯C.S.Rハロゲンヘッドランプや新タイプのフロントグリルとバンパーを採用したフロントビュー、大型フェンダーを採用して骨太感を強調したサイドビュー、リヤフェンダーとバックドアアッパーゲート及びバンパーの形状を大幅に変更したリヤビューにより、「ラシーン フォルザ」独自の力強いデザインとした。ボディカラーはスポーティで明るいイメージの新色、テラコッタオレンジメタリック/ソニックシルバーメタリックツートーンなど全4色を設定している。
インテリアはスポーツタイプの本革巻4本スポークステアリングとシフトノブに加え、ホールド感の高いスポーツシートを採用している。また、UVカット断熱グリーンガラスを採用するとともに、ステアリングホイール/シフトノブ/パーキングブレーキレバーに抗菌処理を施した。
安全面については、ABSとのセットにより緊急時の制動力を効果的に発揮できるブレーキアシストに加え、ロングライフ撥水ガラス(フロントドアガラス)やチャイルドシート固定機構付シートベルト(後席左右2席)を標準とするなど、装備をさらに充実させている。
なお、背面スペアタイヤに標準装着タイヤ(195/55R15 84Vラジアルタイヤ&15インチアルミロードホイール)を採用するとともに、熱反射ハーフミラーグリーンガラス(リヤドア)やスーパーファインハードコートなどを装備した「ラシーン フォルザ Sパッケージ」も設定している。
同車は、昨年開催された第32回東京モーターショーに参考出品し、多くのお客様から市販化を要望する声をいただいている。

「フォルザ」の車名の由来:イタリア語で「力強いもの」を意味する。

<販売目標台数>    700台/月

<取扱い販売会社>   日産系各販売会社
モーター系各販売会社
プリンス系各販売会社
サニー系各販売会社
チェリー系販売会社

<発表展示会>     4月11日(土)、12日(日)

 

(了)