平田 禎治は、車両生産技術開発を担当する常務執行役員を務めた後、2025年4月にチーフ モノづくり オフィサーに就任しました。生産SCM部門の最高責任者としてグローバルに生産とサプライチェーンマネージメントを統括し、生産技術開発から車両生産、販売店まで新車をお届けするまでの全工程を指揮しています。また、モノづくり戦略を通じて需要に応じた柔軟な生産体制と、長期的に持続可能な収益性を確保するための競争力を向上させ、経営再建計画「Re:Nissan」の実行を推進しています。
1991年に日産自動車に入社して以来、日本をはじめ、スペイン、イギリス、メキシコ、アメリカなど世界各地で生産技術分野のキャリアを積んできました。こうしたグローバルな経験から、多様な分野のプロフェッショナルがワンチームで仕事を進めることが日産の「モノづくり」を強化すると信じています。また、「事実を示し、現実を直視する」という日産ウェイ(※1)の価値観に基づき、科学的事実に基づく意思決定とマネジメントの透明性を大切にしています。
これまでエンジニアとして携わった数多くの車両の中でも、特に印象深いのは1990年代に登場したR33型のスカイラインGT-Rです。このモデルは、開発と生産で数々の困難に直面しながらも、ドイツのテストコースであるニュルブルクリンクにおいて、当時の市販車最速のラップタイムを記録し、日産の技術力とグローバルな競争力を世界に示しました。
平田は早稲田大学理工学部を卒業しています。
(※1)日産自動車の全従業員が業務をするうえで持つべき共通の価値観