日産自動車、今後3年間でCVT搭載車種の販売を4倍に拡大

~主要マーケットの北米と国内にて普及を促進~

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は、今後3年間でCVT*1(無段変速機)搭載車両のグローバルでの販売台数を現在の4倍に拡大する。低燃費でスムーズな走行が可能になるなどCVTの利点をグローバルに、より多くのお客さまに提供するため、2007年度のCVT搭載車のグローバルでの販売台数を現在の約25万台から約100万台にする。その結果、CVT搭載率はグローバルで現在の約7%から約24%になり、日本では50%、米国では40%にまで上昇する見込みである。

日産は、1992年に初めてCVTをマーチに搭載し、それ以降CVTの採用において世界の先駆者的な役割を果たしてきた。1997年には第2世代としてハイパーCVTを開発し、世界で初めて2.0リッタークラスのエンジンに対応するCVTとしてブルーバード、プリメーラに搭載した。さらに米国市場で2002年12月にムラーノ、日本市場では2003年2月にティアナに、第3世代となるエクストロニックCVTを3.5リッターのFF(前輪駆動)車用として世界で初めて搭載した。

このエクストロニックCVTは 、油圧制御、電子制御の最適化により、CVTのシフトレスポンスが向上するとともに、変速範囲の拡大により、通常の走行条件下での加速および燃費性能を向上させている。その結果、2004年12月に発表したラフェスタでは、新型MR20DEエンジンおよび車両側の改善と併せ、実用燃費*2 が約37%向上した。
このようにCVTを広く普及させ、燃費の向上を図ることは、CO2排出の低減につながり、地球温暖化の抑制に大きな効果がある。

これにより現在日産は、小型乗用車から大型乗用車に至るまで、幅広くCVTラインナップを提供できる、世界で唯一の自動車メーカーとなっている。

尚、日産のCVTは、日産自動車の連結会社であり、静岡に本社を置くジヤトコ株式会社と共同開発し、同社で生産されている。

以上

*1 Continuously Variable Transmissionの略。
*2 従来車両との比較値。実際の走行状況調査を基に、渋滞や市街地、高速道路など、種々の走行状況を組み合わせた社内基準による平均的な実用燃費