6月9-11日 ボツワナ 「トヨタ1000デザートレース」
2006年南アフリカ・オフロード選手権(ABSA)第3戦「トヨタ1000デザートレース」が6月9-11日、ボツワナで開催され、プラウドリー・サウス・アフリカン日産ナバラV6のハンス・グロブラー/フランソワ・ジョルダーン組が3日間のイベントを制し、大差で勝利。南アフリカ日産はこのイベント5連覇を達成した。
1986年、2002-2004年のこのイベントを制しているグロブラーだが、6月9日金曜日に行われた50kmのプロローグでは、ジョルダーンがミスコースして4分近くをロス。16位と苦戦し、10日土曜日、地元イベントでのデイ2に挑むこととなった。地元ボツワナ出身のグロブラーを応援するためにあちこちの観戦ポイントに押し寄せた何千人もの地元ファンの前で、ベテランのグロブラーは巻き返しの意欲を見せた。「スタートの時点でかなり後退していたのは分かっていたが、私はいつでも挑むことが好きだし、素晴らしいレースだった」とグロブラー。「ダストには苦労したが、上位を追うのはエキサイティングだったし、観客にも楽しんでもらえたと願いたい。コースでのファンからの応援は、最高だった」
最初の430kmループが終了した時点で、グロブラーはトヨタ・ハイラックスのマーク・クローネ/クリス・バーキン組に15分、フォード・レンジャーのロブ・ガーニー/グレーム・ステインバック組に18分差をつけての首位に立った。デイ3のループでは、グロブラーは全般にわたってレースを支配。若手の競技者に向けて、アクシデントが続発したコースのラフで低速な区間や、ボツワナ砂漠の長距離の高速区間を絶妙に走り抜ける実力を披露した。
チームメイトのダンカン・ボス/ラルフ・ピッツフォード組は、プロローグを2位で終えたが、土曜日にコースオフした際、プラウドリー・サウス・アフリカン日産ナバラのフロントサスペンションとクラッチにダメージを負った。ボスは修復のためにサービスポイントまでマシンを牽引しなくてはならず、5時間半のペナルティが課されこの日、21位まで後退となった。土曜日、42番手からのスタートとなったボス/ピッツフォード組は、ドライでダスティである上にほとんど無風状態のコンディションに苦戦。ガボロンに設定されたフィニッシュを越えた時点で、ボスはチームメイトのグロブラーに4時間遅れの12位。エントリーした31台のプロダクション車両のうち過酷な争いを走り切ったのは24台と、このイベント26年の歴史の中でも最もタフな展開となった。
日産のプライベーター陣は、マニュファクチャラーズ選手権争いに大いに貢献する活躍を見せ、センチュリー・プロパティ・デベロップメンツ・日産ハードボディのマーク・コルベット/ユアン・モール組は、一時2位につける大健闘。日曜日午前中にミスコースして順位を3位落としたものの、最終的に4位でフィニッシュした。
ABSAの次戦、第4戦「フォード・モトライト・リンポポ・400」は7月14日に開催の予定。
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以 上