ルノー・日産アライアンスは22日、オランダ アムステルダム市と、電気自動車(EV)の普及を促進し、ゼロ・エミッションモビリティを推進するための最終的な合意に達したと発表した。アムステルダム市は、EVを交通量の多い同市中心部の将来の交通手段とすることを宣言している。
両者は、2011年末までに少なくとも1,000台のEVをアムステルダム市へ導入することに合意した。その第一段階として、日産は、2011年2月より法人のお客さま向けに100台の「日産リーフ」を提供し、同年6月には、個人のお客さまへの販売も開始する予定である。また、「日産リーフ」に引き続きルノーの「フリューエンスZ.E.」および「カングーエクスプレスZ.E.」も発売される。
アムステルダム市は、需要喚起のため、EV所有者に対する優遇策を実施していく。例えば、2012年3月までに公共充電ステーションにおける無料充電、無料駐車サービスを実施する。また、2009年3月からは事業用EVの購入も市の優遇策を受けられるため、乗用車登録税や道路税の免除などの政府優遇策と併せて、事業用に使用する「日産リーフ」は30,000ユーロを下回る価格で購入することができる。
アムステルダム市は、EV所有者をサポートするため、すでに包括的な充電インフラの整備を行っており、2009年11月より市内約100箇所に公共充電ステーションを設置している。充電ステーション設置へのニーズがさらに高まる中で、同市はエア・クオリティ・ファンド(Air Quality Fund)からの資金援助および政府からの多大な支援を受けて、新たに最大2,000箇所の充電ステーションの設置を計画している。また、2011年より、最大出力50kW、約30分でバッテリー容量の80%まで充電することが可能な急速充電器の設置を始める。同市は、企業による民間の充電設備設置も推進している。
ルノー・日産アライアンスは、購入またはリース用のEVの提供、オランダのEVパイロットプログラムのサポートを行っていくとともに、アムステルダム地域で販売・サービスネットワークを確立していく。
また、同アライアンスは、アムステルダムが推進するゼロ・エミッション車による移動のメリットを促進するためのエレクトリック・モビリティ教育プログラムにも協力していく。
<関連URL> 日産ゼロ・エミッション」サイト
以 上