マーティン・ブランドルが日産エンジン搭載車でルマンに親子参戦

子息のアレックスと共にグリーブスモータースポーツのザイテック・ニッサンをドライブ

ザイテックZ11SNニッサン・スポーツプロトタイプ

元F1パイロットのマーティン・ブランドル(英国)が、息子のアレックス・ブランドルと共に、日産エンジンを搭載するグリーブスモータースポーツのLMP2プロトタイプ車両で、2012年6月16-17日に開催されるルマン24時間レースに参戦することになりました。世界で最も歴史と由緒のあるこの耐久レースに父であるマーティン・ブランドルが日産の車両で参戦するのは、R390 GT1をドライブした1997年以来となります。

2012年のこのレースで親子がドライブするのは、本年のLMP2クラスでのルマン24時間レース*優勝マシンであるグリーブスモータースポーツのザイテックZ11SNニッサン・スポーツプロトタイプ。このマシンはルマンでのLMP2クラス優勝に加え、ルマンシリーズ(LMS)では、ポール・リカール(フランス)、イモラ(イタリア)、シルバーストン(英国)戦でもLMP2クラス優勝を収め、今季のドライバーズ部門、チームズ部門のダブルタイトル獲得を達成しています。

1984〜1996年の13年という長きにわたりF1で活躍してきたマーティン・ブランドルは、F1を退いた後もモータースポーツとの関わりを続け、英国のテレビ番組では解説者として名を馳せており、数々の賞も獲得しています。2012年の開催で79回目を迎えるルマン24時間レースで、マーティン・ブランドルのチームメイトとしてドライバーズラインナップに並ぶのは、21歳の子息、アレックス・ブランドルです。

2011年のFIA F2選手権で英国人トップドライバーとして活躍したアレックス・ブランドルは、2012年、グリーブスモータースポーツの一員として、日産エンジン搭載のプロトタイプマシンで、ルマンシリーズ(LMS)のタイトル防衛に挑みます。

ルマン24時間レースに、チームメイトとして親子が共に参戦する例は、マリオ、マイケルのアンドレッティ親子、ナイジェル、レオ、グレッグのマンセル親子ほどしか例がなく、ブランドル親子もこの貴重な機会を得た数少ない親子ということになります。

52歳になるマーティン・ブランドルは「日産とグリーブスモータースポーツのLMP2チームから、ルマン24時間レースに再び参戦できることを、とても楽しみにしています。息子とチームメイトになるなどとは予想にもしておらず、大変な喜びです。世界最高峰のモーターレースで、アレックスにドライバー交替をするという格別な気分をぜひ堪能したいと思います。ルマンの熱狂的な観客の前で、クラス優勝することが目標です」と語りました。

21歳の息子、アレックス・ブランドルも、「ルマンのサーキットは、今年の公式テストでドライブしてとても気に入りました。2012年は、シングルシーターの参戦活動と共に、ルマン24時間を含むルマンシリーズへのフル参戦という、私のキャリアにとって最高のチャンスが訪れます。ルマンでは、父は過去にポールポジションを獲得したこともありますし、何度も首位にも立ちました。さらには優勝経験もあります。このことは、私が学ぶうえでも、大いに参考になります。このような素晴らしい機会を与えてくれた日産とグリーブスモータースポーツに感謝します。全力で挑んでいきます」と語りました。

日産自動車グローバルマーケティングおよび広報担当執行役員のサイモン・スプロールは「モータースポーツ界で最も著名なレースのひとつであるルマン24時間レースに、日産が参戦することをうれしく思います。今回はさらに、親子参戦ということでも注目を集めるでしょう。マーティン、アレックスのブランドル親子とグリーブスモータースポーツには、2011年に築いた勢いを続けるために、信頼性の高いパワフルなエンジンを提供します。マーティンは様々な耐久レースで勝利を収めてきましたし、アレックスはポール・リカールやルマンでのテストで見せた素晴らしいパフォーマンスからも、21歳にしてその非凡なる才能と経験がうかがえます」と語りました。

*2011年のルマンでグリーブスモータースポーツは、カリム・オジェ、オリビエ・ロンバード、トム・キンバー・スミスというドライバーラインナップによりLMP2クラス優勝を果たしました。

<関連情報>
「日産モータースポーツ」サイト
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/

以 上