(本リリースは、現地時間10月8日に発行されたリリースの抄訳です)
日産自動車株式会社(神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)の子会社である北米日産自動車会社(以下、北米日産)は、BMWやフォード、ホンダが出資するEVを活用した電力グリッドの安定化とエネルギーサービスを提供する合弁会社チャージスケープに資本参加する契約を締結したことを発表しました。この契約により日産はチャージスケープに25%を出資することになり、チャージスケープのサービスをアメリカとカナダのEVユーザーに提供する予定です。
チャージスケープが開発したソフトウェアは、北米市場においてEVと無線で接続し、電力グリッドの状況に応じて電力の流れを管理します。電力グリッドに制約があるときには電気代が安いオフピークの時間帯での充電(V1G)を通じて一時的に充電需要を減少させ、必要に応じてEVのバッテリーから電力を電力グリッドに戻すことが可能です(V2G)。チャージスケープは電力会社、自動車メーカー、およびお客さまのために統一されたプラットフォームを提供することで、EVと電力グリッドの複雑性を解消します。
北米市場のEVユーザーは、チャージスケープのプラットフォームに接続することで、電力需要が高い時間帯の充電をオフピーク時に切り替えたり、EVのバッテリーに蓄えた電力を売電することで、経済的なメリットを享受することが可能になります。また、これにより電力グリッドに高負荷がかかるピーク時であっても、発電における二酸化炭素排出量の削減や発電コストの削減にも寄与します。
チャージスケープのCEO、ジョセフ・ヴェローネ氏は「日産をチャージスケープの合弁事業に迎えることができて非常に嬉しいです。日産が我々の事業に加わる決定をしたことは、お客さまがより安価で持続可能な充電を行う手助けをするという彼らのコミットメントを明確に示しており、チャージスケープが車両と電力網の統合において中心的な役割りを担っていることを示しています。」と述べました。
日産の4Rバッテリービジネスの社長、ケント・オハラ氏は「チャージスケープは、電力会社とEVユーザーをより便利かつ効果的に結びつけることを可能にし、EVユーザーに管理された充電やVehicle-to-Gridプログラムに参加する機会を提供することで、EVの所有体験をより価値のあるものにします。チャージスケープへの参加により、電力会社がEVバッテリーを蓄電池として活用することでピーク電力需要のバランスを取りながら、再生可能エネルギー源の利用を最適化し、CO2排出量の削減に貢献することができます。」と述べました。
以上