日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが、今週末に開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の第2戦「メキシコシティE-Prix」に参戦することを発表しました。昨年のシーズン11メキシコシティE-PRIXでは、オリバー ローランドが4番グリッドからスタートし、シーズン初の勝利をあげました。
ローランドとノーマン ナトーは、昨年12月のサンパウロでの開幕戦で好調な走りを見せており、ローランドは13番スタートから2位着と驚異的な追い上げを見せました。一方、ナトーも力強いパフォーマンスを披露しましたが、接触により残念ながら結果には結びつきませんでした。
今週末の舞台となるアウトドローモ エルマノス ロドリゲスサーキットは、全長2.63km、標高2,250メートルに位置する特徴的なサーキットです。観客席に囲まれたスタジアムセクションを抜けるターン10~14は圧巻で、その後は長いメインストレートへ続きます。シーズン12ではバックストレートのシケインが撤去され、ターン9での追い越しのチャンスが広がりました。ターン1と並び、レース中の最大の勝負所となります。
走行は現地時間8日(金)16:00(UTC-6)のフリープラクティス1(FP1)からスタート。九日(土)は07:30にフリープラクティス2、09:40に予選、そして14:05に決勝が行われます。
日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター、およびチームプリンシパルであるトマソ ヴォルペは以下の通り述べました。「メキシコは毎年楽しみにしているレースのひとつで、再び参加できて嬉しいです。ブラジルでの開幕戦では両ドライバーが前方で戦える力を発揮し、シーズンに向けて仕上がっていることを証明しました。フィールド全体の競争が非常に激しいので、さらに改善を重ねる必要があります。多くのお客さまやファンがいるこの地で、昨シーズンの勝利を再現することを目指します。」
オリバー ローランド(ドライバー)
「メキシコシティで再びレースできるのが待ちきれません。昨年の勝利はキャリアの中でも特別な瞬間で、観客の熱気は本当に素晴らしかったです。今年はシケインがなくなり、オーバーテイクが増えることを期待しています。サンパウロで18ポイントを獲得できたのは良い結果ですが、まだ改善すべき点があります。ここで再び勝利を目指します。」
ノーマン ナトー(ドライバー)
「メキシコはブラジルとは全く異なるレイアウトなので、過去の経験を活かして最大限のパフォーマンスを引き出します。特にスタジアムセクションは圧巻で、ファンの声援を間近に感じながら走れるのは最高です。高い目標を持って臨みます。」
サム バード(リザーブ兼開発ドライバー)
「メキシコシティはユニークなサーキットで、常設ながら市街地レースの雰囲気があります。標高が高く、ドライバーに物理的な負担が重くのしかかります。タイヤのオーバーヒート対策をシミュレーターで重点的に取り組んできました。今年はシケイン撤去でターン9が新たな勝負所となり、ターン1と並んでオーバーテイクの好機になります。昨年オリバーが見事な勝利を収め、サンパウロでも両ドライバーの走りは好調だったので、今回も好結果を期待しています。」
また日産は同社のフォーミュラEチームが、コーラル社とのパートナーシップを、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の今後2シーズンにわたり継続することを発表しました。コーラル社は、アラブ首長国連邦を拠点とし、企業のカーボン排出管理やESG対応を支援しています。
シーズン10の両社の協業開始以来、コーラル社は日産フォーミュラEチームの運営に合わせてカスタマイズした革新的な環境マネジメントシステム(EMS)導入や、各種取り組みを強化することで、断片的なデータ収集から、整理された透明性の高い環境管理へと改善しました。FIAやGHGプロトコルの要件を満たすだけでなく、測定可能な排出削減目標に自信を持って取り組める体制を整えています。
今回の契約延長は、日産フォーミュラEチームが、カーボン排出削減に継続的に取り組む姿勢を示すものです。
トマソ ヴォルペは以下の通り述べました。「Coralがもたらす価値は非常に大きく、詳細で信頼性の高いレポートや質の高いカーボンオフセットに満足しています。今後もCoralのサポートを受けながら、持続可能性の目標をさらに前進させていきたいと考えています。」
コーラル社の創設者であり、戦略責任者であるダニエレ シレリ氏は以下のように述べました。「今回の契約更新は、これまで築いてきた信頼と共通のビジョンの証です。日産フォーミュラEチームの厳格な排出量管理、削減、責任あるオフセットへの取り組みは、コーラルの使命と完全に一致しています。今後もチームが環境責任において新たな基準を打ち立てることを支援できることを楽しみにしています。」
以上