「ブルーバード シルフィ」をマイナーチェンジ

日産自動車は、「ブルーバードシルフィ」をマイナーチェンジし、2月12日より全国一斉に発売する。

ブルーバード シルフィ 18Vi-G＜オプション装着車＞

今回のマイナーチェンジでは、大きくきらびやかな新造形のリヤコンビネーションランプの採用、リヤフェンダーのワイド化など、リヤまわりを一新している。あわせて、フロントグリルやフロントバンパー、ヘッドランプを意匠変更し、エクステリアの質感を大幅に向上させている。

インテリアでは、内装色に従来から採用している明るくエレガントなカフェラテ色に加え、シックなブラック色を新設定した。さらに、運転席・助手席パワーシートや足踏み式パーキングブレーキ、オートライトシステムを採用するなど、上質さに加え、利便性も向上させた。

これらの大幅な仕様向上にもかかわらず、量販グレードである1.8L車、1.5L車の価格を据え置きとしており、お求めやすい価格設定とした。

また、1.8L車に加えて1.5L車が国土交通省の低排出ガス車認定制度で「超-低排出ガス車(U-LEV)」^＊1の認定を受けるとともに、2010年燃費基準にも適合し、グリーン税制の優遇措置^＊２を受けている。

なお、法人の方にもお使い頂けるよう、環境性能はそのままに実用性の高い仕様・装備を厳選した「ベーシックパッケージ」も継続設定する。

＊1:2000年4月より、国土交通省が、一般消費者の選択を通じ、排出ガス低減性能の高い自動車の普及を促進するために開始した低排出ガス車認定制度。「超-低排出ガス車」は、NOxおよびHCの排出量の低減レベルが「平成12年基準排出ガス75％低減レベル」をクリアした低公害車。

＊2:グリーン税制適合車には、2003年3月31日までの新規登録車に対し、自動車取得税減税（自家用車の場合15,000円の軽減）、自動車税減税（登録翌年度から2年間にわたり、「超−低排出ガス車」の場合は50％軽減）が適用される。但しオーテック取扱車は適用除外となります。

  「教習車」および、ライフケアビークル(LV)^＊「アンシャンテ（助手席回転シート）」「ドライビングヘルパー（手動運転装置）」についても継続設定する。
（（株）オーテックジャパンより発売）

＊ライフケアビークル･･･日産自動車グループでは、生活のいろいろなシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」（LV：Life care Vehicle）と呼んでいる。

＜販売目標台数＞              3,200台/月
＜取り扱い販売会社＞       NISSAN Blue Stage：日産系、モーター系各販売会社
                                                    ＊全車種取り扱い店（NISSAN Red & Blue）を含む

＜仕様・装備の主な変更点＞

●エクステリア
・リヤバンパー/パネル、リヤコンビネーションランプ、フロントバンパー/グリル、ヘッドランプ、サイドターンランプ、アルミロードホイール、ホイールカバーの意匠変更　など

●インテリア
・ブラック内装色を追加
・運転席・助手席パワーシートを採用（20XJ-G/18Vi-Gグレードにオプション）
・足踏み式パーキングブレーキを採用（AT/CVT車）
・ガングリップタイプシフトノブを採用（AT/CVT車）
・フロント灰皿/カップホルダーにプッシュオープンタイプを採用（AT/CVT車）
・大型コンソールトレイを採用
・センタークラスター下部、センターコンソール部の意匠変更
・メーター類の照明をオレンジに変更   など

●その他
・1.5L車の最高出力／トルクを向上
  （最高出力： 109PS/6000rpm←105PS/6000rpm）／（トルク： 14.6kgm/4000rpm←13.8kgm/4400rpm）
・オートライトシステムの採用（2.0L/1.8L車）
・前席アクティブヘッドレストの全車標準採用
・ハイマウントストップランプ小型化による後方視界の向上（2.0L/1.8L車）　など

＜全国希望小売価格＞

E-ATx:フルレンジ電子制御4速オートマチック
5MT:5速マニュアル
HYPER CVT:無段変速機

（了）