「クルー」を一部改良

広　報　第31号
平成11年8月23日

「クルー」を一部改良

日産自動車では、「クルー」を一部改良し、8月23日より全国一斉に発売する。

　今回の改良では、ゾーンボディとし側面衝突安全基準に対応するなど、安全性を向上させた。
　また、日報灯照度アップ（営業車全車）、トランクリッドにテールランプバルブ交換用リッドの設定（全車）、ワンタッチパワーウインドウ作動時に万一腕などが挟まれた場合自動的に反転下降する挟み込み防止機構付きワンタッチパワーウインドウ＜運転席耐水タイプ＞を標準装備（GLX、GL、LXグレード）するなど仕様装備の向上を図った。
　走行性能については、RD28ディーゼルエンジンを電子制御化したRD28Eエンジンを搭載し、出力、トルクを向上させ、動力性能を高めている。
　さらに環境面対応については、RD28Eエンジン搭載車はディーゼル車平成10年排出ガス規制をクリアし、更にRD28Eエンジン搭載の5速マニュアルミッション車は、平成11年度税制改正における低燃費車の自動車取得税減税の対象となっている。（自家用車登録で15,000円、営業車登録で9,000円の減税）

＜各地区希望小売価格（消費税を含まず）＞
営業車（単位：千円）

サルーンシリーズ（単位：千円）

　日産自動車の関連会社である（株）オーテックジャパン（本社：神奈川県茅ヶ崎市、社長：相部　剛）は、クルー一部改良を機に「教習車」についてベース車の改良にともなう仕様・装備の向上を実施するとともに、特別仕様車「福祉タクシー」を設定し、8月23日より全国一斉に発売する。

＜クルー「教習車」の車両概要＞

＜各地区希望小売価格（消費税を含まず）＞

＜クルー「福祉タクシー」の車両概要＞

　今回発売するクルー「福祉タクシー」は、高齢の方、障害をお持ちの方などクルマへの乗り降りに不自由を感じている方でもタクシーをご利用しやすい様、乗り降りに便利な「助手席回転シート」を標準装備とした。さらに「車いす収納装置（電動式）」をオプション設定し、乗務員の方の負担の軽減を図った。