ルノー、日産の支援により日本市場での販売を強化

2000年4月25日

 

ルノー、日産の支援により日本市場での販売を強化

 

日産・ルノー両社は、国際的な利益ある成長策の一つとして、日産の支援のもとにルノーが日本市場での販売を強化する計画を発表した。ルノーは、日本市場におけるルノー車の販売を2004年には15,000台、さらに長期的には30,000台に引き上げ、2010年までに日本市場におけるトップクラスの輸入車ブランドを目指す。このためルノーは、100%出資の関連子会社ルノー・ジャポンを設立し、一方で日産の強力な支援を、また一方で現在のインポーターであるフランスモーターズからの支援を3年間得つつ、日本での販売体制を確立して行く。これにより日産は販売網において商品ラインアップが拡大し、新しいお客様の獲得が期待出来る。一方、ルノーは、日産の国内基盤を梃子にして日本での急速な成長を最小限のコストで実現できる。ルノーは今後3年間に約40億円(約2億6千万フラン)を投資する予定である。

ルノーは5月1日付で、日本での独占インポーターとなる、100%出資の関連子会社ルノー・ジャポンを設立する。代表者には前ルノー・イタリアの販売マーケティングディレクター、ロベルト・パロッタ(Roberto Pallotta)が就任する。日産は5月10日よりルノー車販売を開始する。現在のインポーター兼ディストリビューターであり、過去数年間、ルノー車の拡販を成功裡に収めてきたフランスモーターズも今後3年間ディストリビューターとしてルノー車販売を継続する。ルノー車の日本での販売は、1999年、3,000台を突破している。

日産はルノーの日本市場での更なる販売強化を全面的に支援する。2000年中に日産の販売会社約50拠点においてルノー車の販売が開始される予定である。長期的な目標として全国で150拠点を上回る規模でルノー車販売を目指す。販売網の構築に加え、販売拠点の管理および支援、販売員の研修、販売促進、ローカル広告といった業務、また車両およびサービス部品の受発注システム、販売拠点への物流業務等を担う。さらには、日産の既存のバックオフィスを活用して納車前点検(PDI)等のインポーター業務の一部を請負い、ルノー・ジャポンをサポートする。ルノー車販売にあたっては、両社のブランド・アイデンティティを明確にして販売して行く。専売拠点、併設拠点に関わらず、この方針は適用される。日産の販売会社にとっては、新たな商品ラインアップが加わることから、これまでの日産車ユーザーとは異なる新しいお客様の開拓に繋がる。

なお、今回発表した協力策は、お客様に直接お届けできる日産・ルノーの提携の初めての成果となる。

 

以 上