日産自動車は、2006年(北米2007モデルイヤー)に投入を予定しているハイブリッド乗用車「アルティマ ハイブリッド」の試作車を、現地時間の6月2日、米国サンフランシスコで披露した。
2004アルティマ(市販モデル)
「アルティマハイブリッド」は、トヨタ自動車(以下トヨタ)が供給する新型ハイブリッドシステム用コンポーネントと、日産の直列4気筒エンジンを組み合わせ、商品の魅力に関わる部分については日産が独自に開発を行うことにより、直列4気筒エンジンでV型6気筒エンジンに匹敵する加速性能と、コンパクト車並の燃費性能の両立を実現した新世代のハイブリッド車である。
これまで市販されてきたハイブリッド車は、比較的出力の小さなモーターを使用した環境性能を重視したモデルが多かった。「アルティマハイブリッド」は、十分な環境性能を備えながら、動力性能においても、お客様に新しい加速性能がもたらす走りの楽しさを感じていただける画期的なモデルとなっている。
同社とトヨタは、2002年9月、トヨタがハイブリッドシステム用コンポーネント(トランスアクスル、インバータ、バッテリー、コントロールユニット)を供給、エンジンおよび車両適合開発など商品の魅力に関わる部分については日産が独自に開発を行う車両を、5年間で10万台規模の生産を行う基本合意契約を発表している。今回披露する試作車が、両社の協力の下で日産が完成させた第一号車となる。
同社とトヨタの間の協力関係は、非常に順調に進捗しており、基本合意から2年を経ずに試作車完成に至っている。
今後試作車をベースに更なる改良を行い、2006年(北米2007年モデルイヤー)から「アルティマハイブリッド」の生産を開始する。
ハイブリッド車は、CO2排出量が少なく、排出ガスもクリーンという優れた環境性能を特徴としているが、日産はハイブリッド技術を単なる環境対応技術だけでなく、お客様に車の新たな価値を提供する技術とすべく、今後も開発に取り組んで行く。
また、主に欧州市場に向けたディーゼルエンジンの開発、将来に向けた燃料電池車の研究、開発にも引き続き取り組んで行く。
以 上
※添付写真は、ハイブリッド試作車ではなく、現在市販しているガソリン車のものです。