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日産フォーミュラEチーム、シーズン序盤の好調を武器にマイアミ戦へ挑む

メキシコシティのコースを走行する日産 e-4ORCE 05 23号車を操るノーマン ナトーを正面から捉えたショット。背後にはハンコックの広告が映っている。

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが、今週末にマイアミで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の第3戦に参戦することを発表しました。昨年、2015年以来の開催となったマイアミでのレースは、今季新たにマイアミ・インターナショナル・オートドロームに舞台を移して開催されます。

シーズン11のチャンピオンであるオリバー ローランドは、サンパウロ、メキシコシティと続けて表彰台を獲得し、タイトル防衛に向けて好発進しました。現在ドライバーズランキングで3位につけており、マイアミでさらなるポイント獲得を狙います。チームメイトのノーマン ナトーは、2戦とも良い走りをしているものの、レース中のアクシデントにより思うようにポイントを獲得できていません。しかし、過去にアメリカで開催されたレースでは常にトップ10以内でフィニッシュしており、昨年のマイアミではポールポジションを獲得、チェッカーも先頭で受けています(その後のペナルティにより6位に変更)。

イベントの開幕に先立ち、今回初めてフリープラクティス0(FP0)で2台のマシン走行が認められることを受け、日産はルーキーおよびシミュレータードライバーのアビー プリング、そしてF2ドライバーのガブリエレ ミニがルーキーFPに参加します。この機会を通して、プリングとミニ両名との関係をさらに強化するとともに、両ドライバーはシーズン11から導入されている「日産e-4ORCE 05」マシンの実車での貴重な経験を積むことができます。さらに、このセッションを通して得たデータは、同コースを初めて走行するローランドとナトーのために活用されます。

新たな舞台となる「マイアミ・インターナショナル・オートドローム」は全長2.32km、14のコーナーがあるコースです。序盤はテクニカルな区間が続き、後半にはターン11と13へ向けた長いストレートとその先に強いブレーキングが待ち受けます。ここはオーバーテイクポイントとしての期待が高いセクションです。サンパウロやメキシコシティと比べ、路面はスムーズなのも特徴です。

プリングとミニが参戦するルーキーFPは30日(金)14:30(現地時間、UTC-5)にスタート。ローランドとナトーは同日17:00のFP)で走行を開始します。31日(土)は7:30からFP2、9:40に予選、そして14:05に本戦を開始します。

日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター、およびチームプリンシパルであるトマソ ヴォルペは以下の通り述べました。「サンパウロとメキシコシティで好スタートを切ることができましたので、この流れを継続し、2台とも確実にポイントを獲得することが目標です。プリングとミニのルーキーFPでは、ローランドとナトーが走行前に新コースを理解するための貴重なデータが得られるはずです。これまでの2戦とは非常に異なるレイアウトなので、予選と決勝に向けて最適なセットアップを見つけるためにも、練習走行を最大限に活用する必要があります。」

 

オリバー ローランド(日産フォーミュラEチーム ドライバー):

黄と青のヘルメットをかぶり、バイザーを上げたオリバー ローランドが、日産 e-4ORCE 05 1号車のコクピットに座り、走行に向けて待機している。

「開幕2戦で連続表彰台に上がれたのは、シーズンの出だしとして最高です。グリッド全体が非常に拮抗しているので、安定して結果を積み上げることが重要になります。マイアミは比較的ショートコースで、その分独特の難しさがあります。サンパウロやメキシコシティとは異なり、エネルギーマネジメントの要素は少なくなると予想しています。新しいコースということもあり、プリングとミニがルーキーFPで走ってくれるのは心強いですね。ここはオーバーテイクが難しくなりそうなので、予選で前方につけることが鍵になります。土曜のレースでも再び表彰台を狙います。」

 

ノーマン ナトー(日産フォーミュラEチーム ドライバー):

「今シーズンは、順位こそ結果に表れていないものの、ここまでのパフォーマンスにはとても満足しています。予選でもレースでもマシンの感触は良く、マイアミで走るのが楽しみです。アメリカでは毎回ポイントを獲れており、この雰囲気も大好きです。ショートコースなので予選は特に接戦になるでしょう。レースも僅差の戦いになりそうで、オーバーテイクも簡単ではありません。少ないチャンスを確実につかんで、良い結果につなげたいと思います。」

ヘルメットをかぶり、バイザーを上げたノーマン ナトーが、走行に向けて準備をするため日産 e-4ORCE 05 23号車のコクピットに座っている。

 

1月30日(金)14:30(現地時間、UTC-5)から開催される40分間のルーキーFPでコンビを組むプリングとミニは昨年のベルリンでのルーキーテストでも共に走行しました。
プリングはルーキー兼シミュレータードライバーとしてGEN3 Evoの経験が豊富で、女性限定テスト2回で1位と2位を記録しました。昨年のベルリン・ルーキーテストでも98周を走破しました。これまで複数のレースに帯同しシミュレーター作業でもチームに貢献しており、2024年にはF1アカデミーのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2勝しています。
ミニはアルピーヌ・レーシングとの協力を通じてチームに復帰。シーズン10のルーキーテストや昨季ジェッダのFP0で好走し、直近のベルリン・ルーキーテストでは全セッション最速を記録しました。F2デビューの2025年はモナコ、シルバーストン、アブダビで表彰台に立ち、2026年も同シリーズに参戦します。

トマソ ヴォルペは以下の通り述べました。「マイアミでのルーキーフリープラクティスでアビーとガブリエレと再び一緒に取り組めることを嬉しく思います。今回初めて、FP0で2台の走行が許可されるため、このチャンスを最大限に活かしたいと考えました。全く新しいサーキットということもあり、FP1でローランドとナトーが走る前に、多くのデータを集められることは非常に有益です。プリングもミニもマシンに慣れており、チームとの関係性も構築できていますので、この継続性がプログラムの遂行、チームへの貢献、そして2人のさらなる経験値向上につながるでしょう。」

 

アビー プリング(日産フォーミュラEチーム ルーキーおよびシミュレータードライバー):

「日産フォーミュラEチームと再び走行できるのは本当に嬉しく、こんな素晴らしいチームと仕事ができることを幸運に思います。新しいサーキットで迎えるフォーミュラE初の公式セッションを任せてもらえて光栄ですし、データ収集がとても重要になります。今回で日産 e‑4ORCE 05の走行は4回目となり、シミュレーター作業と合わせて、マシンに対する理解も深まってきました。F1アカデミーでマイアミ・インターナショナル・オートドロームを走ったことがありますが、レイアウトは変わるものの、週末を通して素晴らしいイベントになると思います。このセッションでは予定された走行プログラムを確実にこなし、イベント全体に向けてチームが良いスタートを切れるよう貢献したいです。」

ピンクのヘルメットをかぶり、バイザーを上げたアビー プリングが、走行に向けて日産 e-4ORCE 05のマシンに座って待機している。

 

ガブリエレ ミニ :

「マイアミでの日産フォーミュラEチームのルーキーFPに戻ってこられてとても嬉しいです。昨年のジェッダとベルリン以来となるGEN3 Evoマシンの走行を楽しみにしています。どちらのセッションでも強いパフォーマンスを発揮し、多くを学ぶことができたので、今回も同様の走りを目指します。マイアミのコースはチームにとっても初めてなので、なるべく多くのデータと情報を集め、週末を通して活かしていくことが最大の目標です。」

赤・黒・白のヘルメットをかぶり、バイザーを上げたガブリエレ ミニを捉えたショット。写真上部には、バイザーに入った日産のロゴが一部見えている。

 

以上