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ルノー・日産、世界のトップ4自動車グループの地位を確保

~両社あわせて578万台の販売を記録~

日産自動車とルノーは、本日、2004年暦年(1-12月累計)のグローバル販売実績を発表した。両社合わせたグローバルな販売実績は2003年暦年実績に対し、8.0%増の5,785,231台となった。この内訳は、日産自動車が3,295,830台(対前年比+11.0%)、ルノー・グループが2,489,401台(同+4.2%)である。これにより、ルノー・日産のアライアンスは世界で約9.6%のシェア(日産自動車: 5.5%、ルノー・グループ: 4.1%)を獲得し、世界のトップ4自動車グループの一つに数えられる。両社は、従来と同様に世界の各地域での補完関係によりお互いにメリットを享受している。

ルノー・グループの販売には、ルノー・ブランドの2,308,728台(対前年比+4.5%)とルノー三星ブランドの85,046台(対前年比-23.7%)、ダチア・ブランドの95,627台(同+39.1%)が含まれる。

また、アライアンス両社間の協力関係とシナジー効果も拡大している。2004年にはルノーと日産は、各々両社の共通Bプラットフォームを採用した新型車2車種を市場投入した。それらはルノー モデュスとダチア ロガン(ロガンはこのプラットフォームから派生したものを使用)および日産の新型ティーダとティーダ ラティオである。日産では既に2002年よりマーチとキューブにこの共通プラットフォームを使用しているが、ルノーではモデュスがこのプラットフォームを採用した最初のモデルである。

さらに、2004年、日産は新開発の共通Cプラットフォームを採用した新型ミニバン ラフェスタを市場投入した。ラフェスタは共通Cプラットフォームをベースに開発された最初の日産のモデルであるが、ルノーでは2002年にこのプラットフォームを使用したメガーヌを市場投入している。メガーヌの2004年の西欧での販売台数は702,750台に達し、2年連続でベストセラーとなった。

2004年におけるルノー・日産アライアンスの協力関係のもう一つの成功例として初の共通エンジンの開発が挙げられる。1.5LのHR15DE(S2G)および2.0LのMR20DE (M1G)の2つの新開発エンジンは各々日産ティーダ/ティーダ ラティオとラフェスタに搭載されている。ティーダは現在、日本の車名別販売ランキングでトップ3内にランクインしている。

以 上

 

ルノー・日産 アライアンス2004年暦年(1-12月累計)販売台数(速報)