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ルノー・日産、共通の新ナビゲーション・通信システムを開発

日産自動車とルノーは、本日、新たな共通ナビゲーション・通信システムを共同で開発したと発表した。同システムは、欧州向けの新型日産「パスファインダー」およびルノー「ラグナ」に採用され、欧州市場における初の同システム搭載となる。

日本では、同システムは2004年9月に発売された日産「ティーダ」に初めて採用され、その後の新型車4車種、高級スポーツセダン「フーガ」、コンパクトセダン「ティーダ ラティオ」、ミニバン「ラフェスタ」、コンパクトカー「ノート」に採用が拡大されている。

この新システムには4つのバージョンがあり、1つは欧州市場で販売されるルノー車向け、他の3つは日産車向け(日本、欧州、北米の3つの主要地域向け)である。今後発売される新型車への搭載予定は、インフィニティ「M35/M45」、ルノーの「ヴェル サティス」、「エスパス」、「セニック」などとなる。

同システムの中で両社共通となるのは、システムコンセプト、メインコントロールユニットのハードウェア、ユニット間ネットワーク、ナビゲーションのメニュー構成と機能、オーディオのメカニズムなどである。一方、お互いのブランド・アイデンティティを尊重し、お客さまに見える部分の形状とデザインはルノー車と日産車向けで異なっている。

この新システムは市場で最高レベルの性能と競争力を誇っている。メインコントロールユニットは、日産車およびルノー車にとって初のBluetoothワイヤレス機能を備えており、ユーザーがBluetooth対応の携帯電話を使用すれば、ワイヤレスでハンズフリー機能の利便性も享受できる。

新ナビゲーションシステムは、交通情報受信機能(1)、正確なルートガイド、ニ次元および三次元でのクリアな地図の視認性を実現している。また、日産およびルノー車としては初のMP3方式でのCD再生が可能となっている。さらに、使いやすさと快適性を高めるための音声認識機能も備えている。

本件はルノー・日産アライアンスによる共通エンジンに続く共同開発の新たな成功例である。なお、新ナビゲーションシステムのサプライヤーは両社の共同購買活動によって選定された。また、2003年からルノーのエンジニアが日産へ出向し、神奈川県厚木市の日産テクニカルセンターで日産のエンジニアと共に共同開発に取り組んだもので、これはルノーと日産の両社のマネジメントレベルでの協力が成功を収めた例といえる。

以上

(1) 日本国内でのVICS(道路交通情報通信システム)または日産の「CARWINGS」テレマティクスサービス、欧州でのRDS-TMC(Radio Data System-Traffic Message Channel: FM多重放送による交通情報サービス)からのみ受信可能。