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ルノー・日産アライアンス、南アフリカの新規プロジェクトに10億ランド(約136億円)の投資を発表

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RENAULT NISSAN

ルノー・日産アライアンスは18日、南アフリカでの新たな生産プロジェクトを発表した。日産は、新型0.5トンピックアップトラック「NP200」の生産を開始しており、2009年よりルノーのコンパクトハッチバック「サンデロ」を生産する予定である。生産は南アフリカ、ロスリンにある南アフリカ日産の車両組立工場(以下、ロスリン工場)で行い、当面南アフリカ国内向けに販売する。

日産とルノーは、このプロジェクトに関し、商品開発、工場設備、国産化部品の物流整備など合わせて、10億ランド(約136億円)を投資する。現在のロスリン工場の年間生産台数は約40,000台であるが、今回の投資により2009年には約68,000台まで引き上げられる。現地調達率は生産開始時の25%から今後徐々に増やしていく予定である。このプロジェクトによって、2008年に新たに300人の雇用が創出される。

「NP200」は、「1400バッキー」の後継モデルとなる。南アフリカ日産社長のマイク・ウィットフィールドは「日産はこれまで南アフリカの小型商用車セグメントにおいて、格別な評価を得てきている。『1400バッキー』の生産終了後も、『NP200』の投入によって、さらなる成長を目指していきたい。」と語った。

また、南アフリカルノー社長のグザヴィエ・ゴビーユは「『サンデロ』は南アフリカで初めて生産されるルノーモデルである。低価格の『サンデロ』を投入することで、今後お客さまのニーズに応えていきたい。」と語った。ルノーは今後、エントリーカーセグメントから高級車セグメントまで幅広いラインアップの商品を提供していく計画で、「サンデロ」は大きな役割を果たす。年内にコンパクトカーの「トゥインゴ」と、クロスオーバーの「コレオス」を南アフリカ市場に投入する予定である。

注:為替レートについては最近の為替相場、1ランド=13.62円をもとに換算した。

以 上