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ルノー・日産アライアンス、COP17にてゼロ・エミッション車を提供

南アフリカにて100%電気自動車が初走行

renault nissan

ルノー・日産アライアンスは、「日産リーフ」、ルノー「トゥイジー」など量産型ゼロ・エミッション車をアフリカで初めて走行させました。

南アフリカのダーバンで開催される、国連の第17回気候変動枠組条約締約国会議(COP17 - 11月28日〜12月9日)において、ルノー・日産アライアンスは、各国からの代表団にゼロ・エミッション車である電気自動車12台による送迎サービスを提供します。COP17として知られる同会議は、「温暖化ガスの濃度を安定させ、人類への気候変動による危機を防ぐ」ことを目的にしています。

太陽光や風力など、再生可能なエネルギーを動力源にすることが可能な電気自動車は、COP17の目標を達成し、気候変動の影響の軽減に大きな役割を演じるでしょう。

ルノー・日産アライアンスは電気自動車技術で世界をリードし、ガソリンを一切使わない車を提供できる世界で唯一の自動車企業連合です。同アライアンスは2016年までに累計150万台のゼロ・エミッション車を販売する計画です。

日産は既に世界で「日産リーフ」を約二万台販売し、同車は世界で一番売れている電気自動車です。ルノーは小型電気商用車の「カングーZ.E.」の販売を開始し、ファミリー用電気自動車セダン「フリューエンスZ.E.」も近日発売される予定です。また来年には市街地用二人乗りの「トゥイジー」と小型ハッチバック「ゾエ」が発売されます。

COP17では、2011年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーの栄誉に輝いた「日産リーフ」と高級セダンルノー「フリューエンスZ.E.」がCOP17参加国代表団の送迎車として路上を走り、試乗も可能です。

南アフリカはアフリカ大陸におけるクリーン・エネルギー発電の指導国になることを目指し、世界最大級の太陽光発電所の建設を計画しています。発電量の増加と化石燃料への依存低減を同時に達成しようとする野心的な試みです。巨大な太陽電池が、世界で最も晴天の多い地域の上位3%に入る北ケープ州に今後、順次建設される予定です。

なお、日産は、南アフリカ政府と自動車業界間で充電インフラの整備や電器自動車購入インセンティブの導入について良い結論が得られ次第、2013年をめどに同国市場に日産リーフを投入する計画を発表しています。

<関連URL>
「日産ゼロ・エミッション」サイト http://www.nissan-zeroemission.com/JP/

以 上