日産自動車、第100回ニューヨーク国際オートショーに新型「インフィニティQ45」を出品

平成12年4月20日

日産自動車、第100回ニューヨーク国際オートショーに新型「インフィニティQ45」を出品

 日産自動車(本社:中央区銀座、社長:塙 義一)は、第100回ニューヨーク国際オートショー(会期:4月22日~30日)に、新型「インフィニティQ45」を参考出品する。また、本年1月の北米国際オートショー(デトロイト)や2月のシカゴオートショーに展示したコンセプトカー「インフィニティXVL」に加え、北米市場における新型車数車種を出品する。


インフィニティQ45

 「インフィニティQ45」は、1989年に、日産のフラッグシップカーとして、北米市場に投入され、現地では本モデルが3代目となる。今回のフルモデルチェンジでは、「高性能ラグジュアリーセダン」として、ダイナミックでスポーティなボディに最高出力340HP※1、最大トルク333ft-lbs※2というクラストップの高性能を持つ新型4.5リッターV8エンジンを採用し、0-60mph加速5.9秒※3を達成するなど、高級車にふさわしいパワフルでスムーズな走りを提供している。さらに、10%の軽量化を実現した新型のリヤマルチリンクサスペンションを採用し、乗り心地を一層向上させた。

 ITS関連では、ドライバーが設定した車速を上限として車間距離を一定に保つ、ブレーキ制御付「車間自動制御システム」を搭載。また、VDC(横滑り防止装置:Vehicle Dynamics Control)、ブレーキアシスト、EBD(電子制御制動力配分システム:Electronic Brake force Distribution System)を採用するなど、安全装備の充実も図っている。
新型「インフィニティQ45」は、北米市場で、2001年4月に販売を開始する予定である。

「インフィニティXVL」は、「新世代FR-Lクラスプラットフォーム」に、コンパクトな直噴V6エンジン(VQ30DD NEO Diガソリンエンジン)とエクストロイドCVTを搭載している。昨年の東京モーターショーにコンセプトカー「XVL」として出品され、北米では、本年の北米国際オートショー、シカゴオートショーに引き続き出品される。

 このほか、ニューヨーク国際オートショーでは、本年北米市場に投入された「インフィニティQX4」,「セントラ」、「パスファインダー」や、本年2月のシカゴオートショーで発表し、今夏に発売を予定している「フロンティア」(一部グレードにスーパーチャージャー付エンジンを採用)などが出品される。


※1:約254kW(1HP=0.7457kW) ※2:約451Nm(1ft-lbs=1.3558Nm) 
※3:0-約97km/h(1mile=1.61km)、社内計測値