富田 達三

とみた たつぞう
TdCトランスフォーメーション チーフ
とみた たつぞう_肖像写真(スーツにネクタイ、NISSAN社章)

富田 達三は2025年4月、日産のモノづくりコストの構造改革を推進するTdC(※)トランスフォーメーションチーフに就任しました。車両計画・車両要素技術開発本部も担当する富田は、部品の調達や開発に始まり、車両の開発や生産、物流に至るまで、全工程を俯瞰しながらコスト変革と車の魅力向上の可能性を模索しています。

これまで富田は一貫して車両開発に従事してきました。チーフビークルエンジニア(車両開発責任者)として手掛けた車種は、「キックス」「ヴァーサ」「ジューク」と多岐に亘ります。記憶に残る仕事として、2つの例を挙げます。一つは、ダイムラーとの共同開発の経験です。「いい車を作る」という目標の下で、文化やプロセスの違いを越えて、深い技術論議とお互いを認め合う協業ができました。もう一つはメキシコでの「ヴァーサ」の立ち上げです。このプロジェクトは日本、メキシコ、米国の3拠点で業務を分担する難しさがありました。しかし、各メンバーは同じ場所にいないにもかかわらず、お互いを信頼し助け合いながら業務を進めることができたのです。2つの例に共通するのは、やるべきことが明確で、全員が同じ目標に向かって進んでいることです。その結果、言葉や場所、時差などの壁を超え、成果につなげることができたのです。

富田は「一歩踏み出す」ことの大切さを強調します。失敗することを恐れ過ぎると、最初の一歩が踏み出せなくなります。しかし、一歩踏み出せば、誰かと協力し助け合いながら、必ず何らかの成果が生まれます。たとえ失敗したとしても、得るものは必ずある。富田は、失敗も含めて「チャレンジ」を共有し、そのチャレンジを褒め合う活動を続けています。失敗を恐れずにチャレンジし続けることで、より大きな成功に近づくことができると信じています。

富田達三は、東京大学大学院で、航空宇宙工学修士を取得しています。

※TdCはトータルデリバードコストの略です。

 

学歴

1996年 3月 東京大学大学院 航空宇宙工学修士課程 修了

 

職歴

1996年 4月 三菱自動車工業株式会社 入社
2004年 10月 日産自動車株式会社 入社
2011年 4月 インフィニティ 製品開発本部 主担
2016年 10月 第一製品開発本部 主管/プラットフォーム開発 主管
2018年 4月 第一製品開発本部 第一製品開発部 セグメントCVE
2022年 4月 第一製品開発本部 第一製品開発部 セグメントCVE/アライアンスプラットフォーム リーダー
2023年 11月 第二製品開発本部 第二製品開発部 セグメントCVE/セグメントプラットフォーム リーダー
2024年 4月 同社 常務執行役員
第二製品開発本部 担当
2025年 4月 同社 TdC トランスフォーメーション チーフ(現職)
TdC トランスフォーメーション、車両計画・車両要素技術開発本部 担当
株式会社NMKV 代表取締役社長兼最高経営責任者(現職)
2025年4月現在