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「日産リーフ」の車載蓄電池を利用したヨハン・クライフ・アレナが「T3アワード」でエコ賞を受賞

大規模蓄電システムがアムステルダムのヨハン・クライフ・アレナで稼働開始

欧州日産は10月6日、オランダ・アムステルダムで「日産リーフ」の車載蓄電池を再利用した大規模蓄電システムを稼働するヨハン・クライフ・アレナ スタジアムが、英国のフューチャー社が主催する「T3アワード」のエコ賞を受賞したと発表しました。再利用した148個の「日産リーフ」の車載蓄電池、ソーラーパネル4,200枚にイートン社の電力変換装置を組み合わせることにより、同システムは持続可能なだけではなく、新たな蓄電システムによる資源の循環を実現しています。

 

大規模蓄電システムを商業施設に導入することにより、スタジアムをはじめ、周辺地域、オランダ国内への効率的かつ安定した電力供給を可能にしました。また、再利用した蓄電池とソーラーパネルを組み合わせることにより、エネルギーの最適な保管と活用につながり、停電など緊急時の電力確保にも備えています。

なお、同蓄電システムは、Amsterdam Climate and Energy Fund(AKEF)とINTERREG(国境を越えた地域間協力の促進を目的とする戦略的プログラム)の後援を得て、日産、イートン社、BAMグループ、Mobility House AG社、ヨハン・クライフ・アレナの企業提携により実現されました。

英国日産のエネルギー・サービス部門を担当するマネージングディレクター、フランシスコ・カランザは、「『ニッサン インテリジェント モビリティ』のビジョンの下で実現したプロジェクトが、『T3アワード』で表彰されたことは非常に喜ばしいことです。日産の電気自動車の車載蓄電池を活用することによって、持続可能で効率的なエネルギーシステムを構築することができました。日産は電力によるエコシステムの開発を推進することにより、クルマ社会だけではなく、私たちの暮らしの向上に貢献していきます」と述べました。

大規模蓄電システムの詳しい説明は以下の動画をご覧ください。(英語のみ)

 

 

※上記内容は、ロンドン現地時間2018年10月6日に欧州日産自動車会社が発行したリリースを参考和訳したものです。

以上

 


ニュースリリース

2018/06/29 大規模蓄電システムがアムステルダムのヨハン・クライフ・アレナで稼働開始