日産e.dams、再開されるフォーミュラEへ挑む

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、ABB FIAフォーミュラE選手権シーズン6の再開が決定されたことを受け、参戦に向けた準備を加速していきます。


新型コロナウイルスの影響で中断していたシリーズは、8月5日(水)にベルリンのテンペルホーフ空港で行われる大会から再開されることが決定しました。再開後は、8月5日(水)から13日(木)までの9日間で6レースを行い、シリーズを完了します。この6レースは全て無観客で行われ、シーズン6のシリーズチャンピオンが決定します。

シーズン6は、中断される前に行われた5戦に、今回の6戦を加えた全11戦となります。日産e. damsは現在チームランキング4位で、3位との差はわずか9ポイントとなっており、シリーズタイトル獲得の可能性を残しています。

シリーズが中断されている間に行われたフォーミュラEバーチャルレースシリーズ「レースアットホームチャレンジ」では、オリバー ローランドがシリーズ2勝を挙げ、ドライバーランキング3位となり、日産e.damsはチームランキング2位と素晴らしい結果を残しました。

この「レースアットホームチャレンジ」は、フォーミュラEシリーズが中断している間に開催され、新型コロナウイルス感染拡大に直面している子供たちの安全、健康、学習の維持を目的とするユニセフのグローバルコロナウイルス募金活動を支援しました。

 

ドライバーコメント

セバスチャン ブエミ
「レース現場に復帰できることをとても楽しみにしていますし、ベルリンでのトリプルヘッダーはとても興味深いシーズンの締めくくりになるでしょう。「レースアットホームチャレンジ」でのバーチャルレースはとても良い経験になりましたし、トレーニングにも最適でした。チームの拠点があるル・マンでシミュレーターでのトレーニングも積めたので、その成果をコース上で披露できることも楽しみです。」

 

オリバー ローランド
「数週間後、ベルリンでのレースに戻れることを本当に楽しみにしています。9日間で6つのレースを行うのは厳しい戦いになると思いますが、「レースアットホームチャレンジ」でも良い結果を残しましたし、良い状態でレースを再開できると思います。この勢いを維持していきたいです。今シーズンの締めくくるレースとして、非常に高い注目を集めることでしょう。」

 

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