日産e.dams、フォーミュラEシーズン7開幕2連戦でポイントを獲得

ABB FIAフォーミュラE世界選手権(シーズン7)開幕2連戦

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、サウジアラビアのディルイーヤで行われたABB FIAフォーミュラE世界選手権(シーズン7)の開幕2連戦に出場し、両レースで合計14ポイントを獲得しました。

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ユネスコ世界遺産内に設定されたディルイーヤ ストリート サーキットで行われたダブルヘッダーは、チャンピオンシップ初となるナイトレースで行われました。

オリバー ローランドは、2戦とも予選でグループ最速タイムを記録するなど速さを見せました。また、第1戦の決勝は6位、第2戦は7位でゴールし、計14ポイントを獲得しました。

セバスチャン ブエミは、第1戦を13位でゴールし、第2戦は一時7位まで追い上げましたが、壁に接触して最終的にリタイアとなりました。

日産にとって、電動車両で行うストリートサーキットでのレースは、同社の電動化技術が提供するパワフルで爽快な走りを世界中のレースファンに届ける絶好の機会です。また、高性能EVで競い合うフォーミュラEは、EVの普及を目指す日産にとって、とても重要な取り組みの一つです。

「シーズン7がようやくスタートしたことを嬉しく思います。残念ながら望んだ結果は得られませんでしたが、ローランドもブエミも良いペースで走ってくれました。ブエミのリタイアは不運でしたが、今回のレースを通じて、高性能EVが提供するパワフルでワクワクする爽快な走りを世界中のレースファンに示すことができました」と日産のグローバルモータースポーツディレクターであるトマソ ヴォルペはレースを振り返りました。

今シーズン、チームはフォーミュラEマシンが発揮する高い競争力から日産の電気自動車を想起させるため、23号車に「日産 アリア」、22号車には「日産リーフ」の名前を付けています。

「多くの波乱やオーバーテイクがあり、ファンにとってはエキサイティングなレースでしたが、チームにとっては厳しいレースでした。予選では滑りやすいコースコンディションの中、ローランドがグループ最速タイムを記録し、自身とマシンの好調さを示し、決勝ではポイントを獲得しました。ブエミは、チームにポイントをもたらすために健闘しましたが、残念ながら壁に接触してリタイアとなりました。この2戦をしっかり振り返り、4月に行われるローマでの第3戦に向けてより競争力を高めていきたいと思います」と日産e.damsのチーム監督であるオリビエ ドリオは述べました。

 

ドライバーコメント

オリバー ローランド
「ディルイーヤでは積極的なレースができました。第2戦は順位を上げるチャンスにレッドフラッグによる中断があり、とても残念でした。しかし、チームは14ポイントを獲得しましたし、最も路面状況の悪い予選グループ1からのスタートだったことを考えると、健闘したと思います。次のレースに向けて何をすべきかは分かっているので、いい結果を残せるよう頑張ります」

 

セバスチャン ブエミ
「第2戦はとても残念でした。7位まで順位を上げて、さらに良い順位を狙うチャンスがありましたが、ミスをしてしまい、リタイアとなってしまいました。両レースともに、ペースも効率も良かったので、ポイントを狙えるはずのレースでした。この経験を前向きに捉えて、次のレースに向けてさらに集中していきます」

 

以上


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