日産フォーミュラEチーム、ベルリンでのルーキーテストにギオットとマーティンスが参加

日産フォーミュラEチーム、ベルリンでのルーキーテストにギオットとマーティンスが参加

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、4月24日にベルリンのテンペルホーフ空港サーキットで開催されるABB FIAフォーミュラEのルーキーテストに、日産フォーミュラEチームからビクター マーティンスとルカ ギオットが参加すると発表しました。

ギオットは、フォーミュラEのシーズン9の開幕からシミュレータードライバーとしてチームに貢献している28歳のレーサーです。GP3シリーズで年間2位に輝いた経験を持ち、フォーミュラ2でも6勝を挙げるなどレース経験も豊富です。

マーティンスは、アルパイン・ドライバー・アカデミーに所属する21歳の若きレーサーです。フォーミュラ2では、デビューシーズンの開幕3戦で2回の表彰台とポールポジションを獲得しました。2020年にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップのタイトルを獲得した後、フォーミュラ3にステップアップし、2022年にはシリーズチャンピオンとなるなど、ジュニア時代にも多くの結果を残してきました。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「ギオットがルーキーテストに参加してくれることを嬉しく思います。シミュレーターでチームに貢献してくれている彼が、実戦で経験を積むことでチームのパフォーマンスが更に良くなることを期待しています。また、マーティンスは今年、フォーミュラ2でデビューし、その実力を見せている期待の若手です。アルパインアカデミーやルノー・日産・三菱 アライアンスとの関係を活かせたことも、嬉しく思っています。」と述べました。

 

ドライバーコメント:

ルカ ギオット:「日産フォーミュラEチームの一員として、フォーミュラEマシンを初めてドライブする機会を得て本当に嬉しく思っています。シミュレータードライバーとしての私の役割は、さまざまなセッティングやプログラムをテストしてチームに貢献することです。フォーミュラEでは、サーキットでの走行時間が限られているため、シミュレーターからのデータが非常に重要になります。今回のルーキーテストは、実車のフィーリングを理解するいい機会であり、今後のシミュレーターでのテストにも役立つと考えています。ベルリンのコースは本当に楽しそうですね。シミュレーターで走ったことがありますし、本番が待ち遠しいです。」

ビクター マーティンス:「私が所属するアルパイン・アカデミーと密接な関係にある日産フォーミュラEチームと共に、ルーキーレースに参加できることを光栄に思います。フォーミュラEマシンを初めて経験する絶好のチャンスです。既にシミュレーターでは体験していますが、実戦から学べることは多いですし、バーチャルの世界とは異なったドライビングスタイルが必要になると考えています。フォーミュラEはとても魅力的なシリーズであり、非常に競争が激しく複雑なので、この貴重なチャンスを最大限に活用して、できる限り多くのことを学びたいと思います」

 

以上