日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、ABB FIAフォーミュラEの今シーズン最終戦となる第11戦ベルリン大会に参戦し、セバスチャン ブエミが3位表彰台を獲得しました。シーズン6は今大会で全日程を終え、日産e.damsはチームランキングで2位を獲得しました。
日産e.damsは、優勝1回、表彰台5回獲得、ポールポジション1回獲得という成績でシーズン6を終えました。ブエミは6戦連続でスーパーポールシュートアウトに進出し、ローランドは先日の第10戦にてポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾りました。ドライバーズランキングでは、ブエミが4位、ローランドが5位となりました。
「日産を代表して、チームランキング2位となったことを誇りに思います。様々な困難があったにもかかわらず、チームはどのレースでも並外れた力を見せてくれました。今年のレースは信じられないほどエキサイティングなものでした。このレースが示しているのは、EVテクノロジーの進化であり、EVがもたらすエキサイティングなドライビングです。それは、新型クロスオーバーEV『日産アリア』にも通じるものです」と、日産のグローバルモータースポーツダイレクターのトマソ ヴォルペは語りました。
日産e.damsのチーム監督であるグレゴリー ドリオとオリバー ドリオは、「今シーズンは、チームの決意とドライバーの能力をしっかりと証明できたと思います。メキシコ大会での表彰台など、シーズン序盤からいい走りを見せることができましたし、プレッシャーのかかった終盤の6連戦ではチームランキング2位を目指し、チーム一丸となってドライバーに勝てるマシンを提供することができました。そして、ローランドとブエミが大きなポイントを獲得し、私たちはトロフィーを手にすることができました。チームランキングで2位を獲得したことは、私たちにとって大きな成果です」と語りました。
シーズン6のハイライト
日産のフォーミュラE参戦2年目となる今シーズンは、開幕戦のダブルヘッダーでともにトップ5フィニッシュを果たして幕を開けました。第4戦メキシコシティではブエミが3位となり、チーム初の表彰台を獲得しました。シーズンフィナーレとなった最終6連戦は非常に熾烈な戦いとなりました。ローランドは第10戦で優勝し、ブエミは最終戦を3位でゴールしました。チームはこの6連戦で合計110ポイントを獲得し、チームランキング2位を獲得しました。ドライバーズランキングでは、ブエミが4位、ローランドは5位となりました。
また、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されている間、日産e.damsはバーチャルシリーズ「レースアットホームチャレンジ」に参加しました。このオンラインシミュレーションレースシリーズは、フォーミュラEに参戦する全チームとプロのシミュレーションレーサーが参加し、フォーミュラEのサーキットをデジタルで再現して開催されました。日産e.damsは、このバーチャルシリーズでチームランキング2位、ローランドがドライバーズランキングで3位になりました。
シーズン7
シーズン7(2020/21シーズン)は、1月16日にチリのサンティアゴで開幕することが発表されました。シーズン7でもGen2フォーミュラEマシンが引き続き使用されます。
ドライバーコメント
セバスチャン ブエミ: |
オリバー ローランド: |
以上