日産フォーミュラEチーム、コーラル社との提携を発表

コーラル社のプラットフォームを活用し、カーボンニュートラルの取り組みを推進

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン10において、日産フォーミュラEチームがCO2排出量の相殺を専門とするソフトウェア会社であるコーラル社とパートナーシップを締結したと発表しました。

コーラル社はアラブ首長国連邦を拠点とし、ブロックチェーン技術を用いてCO2クレジット市場において透明性の高い検証を行っています。2022年にFIAの環境認定で3つ星を獲得した日産フォーミュラEチームにとって、コーラル社との提携はCO2排出量を削減していく次のステップとなります。日産フォーミュラEチームとコーラル社は、温室効果ガスプロトコルと科学的根拠に基づいてチームのCO2排出量を正確に評価し、強固なクレジット制度を導入することでチームのカーボンオフセットを推進します。

コーラル社のロゴは、シーズン10を通じて日産フォーミュラEチームのマシンに掲載されます。

日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター兼チーム監督であるトマソ ヴォルペは「日産にとっても日産フォーミュラEチームにとっても、サステナビリティは極めて重要な取り組みです。チームがFIAの環境認定で3つ星を更新し、カーボンニュートラルの目標達成に向けてパートナーを選ぶことになったとき、私たちはカーボンオフセットの状況を可能な限り正確に追跡したいと考えました。コーラル社のカーボンオフセットは、最先端の技術革新によって実現されています。コーラル社との関係を発展させ、より環境に優しい未来のために協力しあうことを楽しみにしています」と語りました。

コーラル社の創設者であり、戦略責任者であるダニエレ・シレリ氏は「日産フォーミュラEチームとのパートナーシップを歓迎します。これは、気候変動への取り組みにおいて、誰もが意義のある行動を取ることができるということを、個人や企業に示すものです」と語りました。

 

以上