遊佐町と日産自動車、電気自動車を活用し地域の強靭化に向け共創

 

山形県飽海郡遊佐町と、日産自動車株式会社、山形日産自動車販売株式会社3者は、15日、電気自動車(EV)を災害時の電力源として活用し、町の強靭化を図ることを目的とした連携協定を締結しました。

 

【協定締結の背景】

遊佐町は、町内において災害が発生した場合の大規模停電を想定し、被災者の安心・安全を図るために、携帯通信端末への充電等、避難所における電力供給源の確保に努めています。

日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決により、社会変革をしていく日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進しています。SDGsの達成やEVの普及によるゼロ・エミッション社会の実現を通じ、人とクルマと自然が共生し、住む人がワクワクするまちづくりによる地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業の皆さまと共に活動しています。

この日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」と遊佐町の停電時の電力供給源の確保に向けた取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。

 


ブルー・スイッチによるSDGsへの貢献

 

【連携項目と取り組み内容】

(1)EVの普及促進、利活用に関すること

  • EVの普及促進を図るため、遊佐町、日産自動車、山形日産自動車販売は、EVの「走る蓄電池」としての活用を通じて、町民の環境・防災意識向上を目指す。

 

(2)災害におけるEVの活用に関すること

  • 遊佐町で災害を起因とする停電が発生した際、町が指定する避難所等でEVを電力源として活用するため、日産の販売会社の店舗に配備しているEVを無償貸与する。

 


脱炭素化、強靱化イメージ図

 

遊佐町、日産自動車、山形日産自動車販売は、本協定を通じてEVの積極的な活用による脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等に取り組み、その先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向け、共創してまいります。

 

以 上


 

First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html

日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html